月9まさかの史上最低視聴率

6月16日に放送された第10話の視聴率が7.8%(ビデオリサーチ 関東地区)を記録しげつく月9史上最低の視聴率を記録した。

主演は尾野真千子さん。これまでNHK朝の連続テレビ小説「カーネーション」(平均視聴率19.1%)、最高の離婚などに出演。

低視聴率の原因は尾野真千子さんではなく月9自体にあり?

 

「極悪がんぼ」の原作

今期の月9は「カバチタレ!」などの作品で知られる田島隆氏と東風孝広氏による、累計168万部を売り上げた同名人気コミックが原作となっています。

視聴率の推移

初回放送は13.6%とまずまずのスタート。その後6話目以降は10%を切っていたがとうとう10話目でこれまでの最低視聴率であった「ビブリア古書堂の事件手帖」最終話の8.1%を抜き堂々の1位を獲得した。

「ビブリア古書堂の事件手帖」も470万部(2013年2月現在)を売り上げ2012年には本屋大賞にもノミネートされてた人気作品だった。

最近の月9の苦戦

2013年1月スタート剛力彩芽さん主演の「ビブリア古書堂の事件手帖」(平均視聴率11.3%)、2013年7月スタート山口智大さん主演の「SUMMER NUDE」(平均視聴率12.7%)、2013年10月スタート松田翔太さん主演の「海の上の診療所」(平均視聴率11.4%)2014年1月スタート松本潤さん主演の「失恋ショコラティエ」(平均視聴率12.3%)と苦戦作品が続いている。

月9はどちらかと言うと若者向けの恋愛ドラマを作成してきたが、今回の「極悪がんぼ」は少し違った路線だったが駄目だったようだ。

最近の好視聴率ドラマ「あまちゃん」、「半沢直樹」などは若年層だけではなくシニア層の心も掴んだ作品であった。