突然ですけど筍(たけのこ)の季節ですね。
という訳で今が旬、タケノコのアク抜きについて調べてみました。
実は以前タケノコを頂いたので家でアク抜きをしたんですが、まぁ大変でした。前もってきちんと調べておけば良かったと後悔したことを思い出します・・・。
タケノコの種類を勉強しておきましょう。
アク抜きには全く関係ありませんが折角なのでタケノコの種類を勉強していきませんか?
というか折角調べたのでここで書かせて下さい。
タケノコ自体の種類は70種類ほどあるそうですが、その中で食用にされているものは数種類になります。
その1
孟宗竹(もうそうちく)
タケノコといえばこれ!!一般的にタケノコといえばこの孟宗竹をさすそうです。原産は中国江南地区です。
皮は黒班と粗毛に覆われています。
取れる時期は3~4月です。
その2
淡竹(はちく)
このタケノコは一般市場には余り出回っていないそうです。皮は皮は淡紅色です。
取れる時期は4~5月です。
その3
真竹(まだけ)
細めのタケノコで皮にうぶ毛がありません。
皮は黒斑に覆われています。
味がしっかりしている分、アクや苦味もきついそうです。
取れる時期は5~6月です。
その4
根曲がり竹
東北・北海道などの北日本が主な産地です。
タケノコが弓状に曲がって生えるそうです。
時期は5~6月です。
その5
寒山竹(かんざんちく)
皮は黄色または黒紫色。
西南日本に広く分布しています。
時期は10月です。
タケノコのアクの抜き方
ちなみに「コンクリートの上においてタケノコのアクを抜く」ほうほうではありませんのであしからず。
それでは本題のアクの抜き方です。
1. 硬い皮を1・2枚とってから穂先を切り落とします。
2. 中身が切れないところまで包丁で皮に切込みを入れ後で皮を剥きやすくします。※皮ごと茹でます。
3. タケノコが完全に浸かるまで水をたっぷり入れます。ちなみにたけのこは水の段階から茹でていきます。
4. 米ぬか(一握りくらい)や米のとぎ汁と唐辛子を1・2本入れます。
5. 煮る
6. 沸騰したら弱火に。アクは米ぬかに吸収されます。
7. 吹きこぼれにご注意を。米ぬかが吹きこぼれると後片付けが大変です。(経験談)
8. 約40分茹でる。火が通っているか確認のためタケノコを一刺ししてみる。
9. そのまま放置して冷まします。一晩置く人もいるようですが、2~4時間位でも大丈夫です。
10. 皮を剥いていきます。必要なら米ぬかを洗い流します。
11. アク抜き完了です。
タケノコのアク抜きの動画
百聞は一見に如かず。
まとめ
タケノコのアク抜きって初めてやると本当に大変!!とくに米ぬかが吹きこぼれて周りに飛び散ったあとの片付けが・・・。
面倒くさいので店でタケノコを買った方がいい。と言わず一度やってみてください。やっぱり自分でやると店で買うよりも美味しく感じますよ。