今年のボジョレーヌーボーの解禁日は2014年11月20日(木曜日)

ボジョレーヌーボーとは

この季節になるとよく耳にする「ボジョレーヌーボー解禁」
赤ワインの事だとは分かっていても「何故このワインだけ特別っぽく解禁などと騒がれているのだ」と思ったことはないだろうか?
筆者は酒は飲めどワインはほとんど飲まないのでよく知りません。
と言う訳で「同じふうによく分かっていない人もいるはず」という勝手な思い込みの元調べてみました。
ボジョレーヌーボーとはフランスのブルゴーニュ地方の南にあるボジョレー地区で作られる赤ワインの新酒の事らしいです。
ちなに「ボジョレーヌーボー」の「ヌーボー」は「新しい」とうい意味らしいです。
ガメイ種という葡萄から造られます。
その年に収穫された葡萄で造られる新酒ですのでフルーティーで若々しいワインです。軽快で渋みが殆ど無く優しい口当たりでワインが初めての人でも飲みやすいワインとされています。
ちなみにボジョレーヌーボーの輸入量第一位は「日本」で全生産量の四分の一を占めているそうです・・・。

解禁日

ボジョレーヌーボーの解禁日は決まっており、毎年11月の第三木曜日の午前0時に販売が解禁されます。
2014年の解禁日は2014年11月20日の木曜日です。
もともとは解禁日というのはなかったそうですが、ボジョレーヌーボーが注目を浴びた時に業者がいち早く出荷しようとして質の悪いワインも出まわることになったため、1967年、フランス政府は、ワインの品質を下げないために解禁日を定めたのです。ちなみにその時の解禁日は11月15日だったのですが、フランスは安息日に働かないお国柄で、この日が土日や祝日になると運送がストップして出荷ができなくなってしまいました。1985年、フランス政府は安息日に重ならないように配慮し再び解禁日を定めます。それが現在の「11月の第3木曜日午前0時」ということになった由来だそうです。

賞味期限

通常のワインとは異なりボジョレーヌーボーは熟成されると味が落ちてしまうのでできるだけ早く飲むほうが良いとされています。定められた賞味期限があるわけではないようですが一般的に2~3ヶ月位内に飲むのが良いようです。

おすすめの飲み方

ボジョレー ヌーヴォーは軽く冷やして(14〜16℃ 程度・冷蔵庫の野菜室ぐらい)飲むのがお勧めです。
ロゼ ヌーヴォーやマコネー地区※の白のヌーヴォーはキリッと冷やして(8〜10℃程度・冷蔵室ぐらい)が良いらしいです。

まとめ

ボジョレーヌーボーについてまとめてみました。
なんとなく聞いていた解禁日というのにもちゃんとした意味があるんですね。
ボジョレーヌーボーは若いワインなので熟成させずに若いうちに冷やし気味でいだだくのがベスト!これがわかっただけでも儲けものです。
今年は私も「初ボジョレーヌーボー」に挑戦してみましょうか。